丹錬会の目的と丹錬法について

丹錬会の目的と丹錬法について

丹錬の目的は「勁力体」の養成、そして大きくはその獲得であります。
「勁というものを一時的に発生した力として終わらさず、常々自らの身体に宿らせておくにはどうしたらよいものだろうか…」
これが私の「勁力体」の出発点でありました。
この度オルタナスタジオにて始まりますオープン稽古「丹錬会」は、この勁力体の養成と獲得に的を絞って行います「自由参加型」の徹習稽古会です。
各丹錬法の詳細は割愛させていただきますが
◆不自然体 丹錬法◆
◆自然体 丹錬法◆
◆武術体 丹錬法◆
以上を三大丹錬法とし、これらの中からチョイスした数種の錬法を毎月毎回必ず行うことによりまして、自らの身体を「勁力体」へ導いていこうというものです。
人は目的をもって物事に取り組みます。好きな事であれば熱心にそして大志を抱き、尚更に真摯に取り組むことでしょう。
しかし高みを目指し、それをモノにすることがどれだけ困難なのかは、実際に取り組まれた方であれば痛いほど理解できるはずです。
やり方やコツはセミナー等で学べます。
しかしそれをモノにできるかどうかは自らの努力次第です。
はっきりと申しますが、自主練習による創意工夫と努力なしに自らの成就はあり得ません。
いくらやり方やコツを覚えても自らの血肉とせねば、全く意味がありません。
そんな同じ志を抱く同朋の方々の一助となりたく、この度オープン稽古「丹錬会」を発足いたす運びとなりました。
ぜひ皆で、自らが抱いた大志を、自らの力で成就いたしましょう。

プロフィール
深井信悟(フカイ シンゴ)

1965年9月23日 東京生まれ。

現代格闘技、武道競技において体格、運動神経、若さがその実力を決定付けてしまう事を数々の実戦経験から思い知らされる。以後、体格や年齢に関係なく生涯に渡って使うことのできる武術や武道の教えを得るために各地を訪ね歩き、それは海外にまで及んだ。

現在は武術・武道、そして同時期に学んだ気功やヨガその他の数多くの健康法のエッセンスを自らの身体で吟味、独自の鍛錬法や体操、リラクゼーション法を考案し日々実践。肉体としての真のコアを養成することこそが「体・心・技」を強め、また真の健康をもたらすことをコンセプトに指導を行っている。

  • 武術・武道歴

楊式太極拳、双辺太極拳、形意拳、心意六合拳、意拳、大東流合気武道(大東館)、小野派一刀流、鹿島神傳直心影流(法定)

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